2012/02/09 19:50:00

ワーク・ライフ・バランスの意味をあなたはどう解釈していますか?

このエントリーをはてなブックマークに追加

日本の景気の停滞感が続いている昨今は、「労働者保護」の考え方が強くなり、法律や監査もその流れに沿った改正が続いていますね。

ワークライフバランス”この言葉もかなり浸透しましたが、この言葉自体、人それぞれ解釈が異なり、一人歩きしているようです。

バランスという表現が誤解を招くことになっていますが、「ワーク・ライフ・バランス」とは、”会社の仕事とプライベートな時間のバランスを取りましょう”ということでは無く、
人生を豊かにしましょう”ということなのです。

ワークライフバランスの意味

ワーク・ライフ・バランス(Work-life balance)とは、「仕事生活の調和」と訳され、「国民一人ひとりがやりがいや充実感を持ちながら働き、仕事上の責任を果たすとともに、家庭や地域生活などにおいても、子育て期、中高年期といった人生の各段階に応じて多様な生き方が選択・実現できる」ことを指す。」
(出典-Wikipedia)

A社は、ワーク・ライフ・バランスを推進するために定時間退社日を設けました。社員はプライベートな時間が増えたと喜び、良い会社だという評価になりました。でもこの評価と裏腹に、社員は仕事の成果が上がらなかったとしても定時間で帰るようになりました。結果、A社の業績は伸び悩み、業績が悪いので社員の給与にも影響が出ました。
さて、A社はワーク・ライフ・バランスを推進できたといえるでしょうか?

実は、定時間退社日を設けるという行為だけではワーク・ライフ・バランスを推進したとは言えないのです。プライベートな時間が増えることが良いように思えますが、①そもそもなぜ、定時間で目標とする成果が上げられないのか②定時間で仕事を終わらせ、成果を挙げるために何が必要かについて検討することこそ、本来取り組むべきことなのです。

仕事をしている時間も、プライベートな時間も、人生では同じ価値です。プライベートな時間が充実した時間になるよう、いろんな計画や段取りをする様に、仕事をしている時間も充実させてみるというのは如何でしょうか。仕事をしている時間が充実した時間になれば、それこそ会社として”ワーク・ライフ・バランスを推進した”と言えると思いますし、そういうことが出来る会社は”働きやすい会社”ではなく”働きがいがある会社”なんだと思います。

では、仕事をしている時間が充実しているかどうかを、どのように計ればよいのでしょうか?
いろんな物差しがありますが、一番分かりやすいのは案件や商談、工程、プロセスといった一定の分類別に携わった作業工数と利益を個人単位で見える化して、比較をしてみることです。
案件によって利益率が大きく違っていたり、個々人でバラつきがあったり、いろんな事が見えてきます。評価結果としては、形骸化し、無駄になったプロセスが有ったり、何らかのツールがあればより効率が上がるといったことも見えてきます。工数管理は、案件への原価配賦だけを目的として利用することが多いのですが、仕事をしている時間を充実させるための評価情報でもあるのです。この評価を仕組みとして取り入れることが出来れば、あなたの会社も”働きがいがある会社”という評価になるのではないのでしょうか。

さて、このことに気づいたA社は工数管理、利益の見える化を取り組むことになりました。実際の運用も開始し、データも蓄積できました。どのような評価が出てきてどう対策を打ち、結果どうなったのかっ!また別の機会でお話させていただこうと思います。

「スタッフブログ」へのコメントやご意見等ありましたら、 Facebookページまでお願いします。
twitterでもつぶやいてますので、ご興味のある方はぜひフォローをお願いします。

(ふぉーぜ)

admin
Page topへ