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2019/03/04 13:01:37

セミナーレポート: 法改正はすぐそこ!働き方改革法案で増えた労務管理の義務とその対策

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2月27日にチームスピリット セミナールームで、株式会社iCARE、株式会社チームスピリットの共催セミナー「法改正はすぐそこ!働き方改革法案で増えた労務管理の義務とその対策」が開催されました。

セミナー概要:
■タイトル:法改正はすぐそこ!働き方改革法案で増えた労務管理の義務とその対策
■主催:株式会社iCARE、株式会社チームスピリット
■プログラム:
・パート①
産業医視点における、法改正で増えた労務管理の義務
株式会社iCARE 代表取締役 CEO 山田 洋太氏(産業医/一般内科/心療内科 労働衛生コンサルタント)
・パート②
「TeamSpirit」の時間外労働の上限規制への対応と「Carely」連携デモ
株式会社チームスピリット & 株式会社iCARE

産業医視点における、法改正で増えた労務管理の義務

パート①では、iCARE 代表取締役 CEOという肩書きだけでなく、産業医・労働衛生コンサルタント・総合 内科専門医・心療内科医産業医・労働衛生コンサルタント・総合 内科専門医・心療内科医など様々な顔を持つ山田氏ならではの視点で、今回の働き方改革関連法について、企業がどのような項目に注意し、どのような対応を行うべきかわかりやすく説明しました。

産業医として、「柔軟な働き方検討会」や、「VDT検診の厚生労働省見直し検討委員」としても活躍されている山田氏は、 働き方改革で人事労務の仕事の何が変わるかについて、

1、時代の大きな流れ
2、法改正で増える仕事

3、健康管理業務

の3つについてそれぞれ紹介。

1、時代大きな流れ

山田氏は、そもそも働き方改革とは何かについて、

「安倍内閣が掲げた「 一億総活躍社会実現」における最大のチャレンジとして「働き方改革」が重要なポイントとして挙げられている。その中で、労働施策基本方針があり、これが日本の労働の市場をどのようにしていくかについて大きな方向性を明確にしている。」

と、今回の法改正の背景と合わせて説明しました。

次に産業医という立場で、人事労務担当者がどのようなところに注意し、企業がどのようなことを変えていく必要があるのかについて、

「労働施策基本方針の第二章「労働施策に関する基本的な事項」の7つの項目が、国の目指している世界観を具体的に示しており、それぞれがさらに細分化されていて、全部で25項目ほどに別れている」

と紹介しました。

その中でも、「働き方改革の2つの大きな柱」として、

以下スライドを紹介。

「働き方改革に取り組むポイントは赤字の2つになり、重要な点となる。また①のポイントはMUSTの対応項目で、②のポイントは、普及促進となっている」

労働時間については、

「製造業は労働時間が重要になってくるが、IT事業やクリエイティブな仕事をしている人は、労働時間だけで労働者を縛ってはいけない時代になっている。しかし労働時間を管理しないと健康面でも問題が発生する可能性があり、厚生労働省は、この両極端となる"アメと鞭"の2つを管理することが必要な社会背景がある。そのため、高プロや裁量労働制が生まれた。」

と説明しました。

2、法改正で増える仕事

法改正で人事労務部門にどんな仕事が増えるのかについて山田氏は、

・時間外労働の上限規制
・年次有給休暇取

・産業医権限強化

の3つのポイントを挙げて具体的に紹介。

中でも年次有給休暇取得は、

「今年4月から企業規模関係なく義務化される項目。今までは使用者が申請しなければ有給を取れなかったが、そうではなく確実な取得が義務となる。iCAREのお客様の中には、2019年の4~5月くらいに事前に社員に「有給取得についていつ頃取る予定があるか」などのアンケートを行う予定がある企業が多い。」

と、具体的な各社の取り組み目標と合わせて制度について説明しました。

また、産業医権限強化について、

「事業者は情報強化を充実して行かなければならない。また、産業医がもっと関与していくことが2019年4月1日からの法改正で求められるため、社員の健康や労働時間に関わる情報の管理をどのように行うのか、またどう提供するのか、フローの作成を行う必要がある」

と産業医権限強化に対応するためには、実際に企業がどう動けば良いか具体的に説明しました。

3、健康管理業務この3つ

最後に、 「働き方改革で増える健康管理業務」について、

1、長時間労働業務フロー見直し
2、産業医活動環境整備

3、産業医に対する情報提供等

の3つを今回の法改正の中の健康管理業務として行う必要のある項目として紹介しました。

「長時間労働業務フロー見直し」については、上記スライドと合わせて、

「「 事業者が産業医に80時間超労働者情報提供」がマストになってくる。そのため、社員一人一人のデータの管理方法も検討しなくてはいけなくなる。また、今までは希望のあった社員や会社が進める社員が面談をおこなっていたが、今回の改正では、「面談した結果問題なかった」等のコメントを残す必要があり、それをもって事業者が産業医に情報提供しなくてはいけないポイントが新しく義務化されていく。」

と、法改正によって各企業担当者が追加で求められていることについて産業医の視点も合わせて説明しました。

最後に改めて、今回の法改正対応には、

・時間外䛾上限規制
・年次有給休暇䛾取得

・産業医䛾権限強化

の3つに取りかかることが大切であることを述べ、前半のプレゼンを締めくくりました。

「TeamSpirit」の時間外労働の上限規制への対応と「Carely」連携デモ

後半では、チームスピリットの桑原が、TeamSpiritの機能概要と法改正対応に関するポイントを説明。

TeamSpiritによる残業時間の見える化と、アラートやレポートによる残業時間の上限を超える前に把握できる仕組みを紹介したあと、改めてiCARE山田様よりCarelyとTeamSpiritのデモ画面をご紹介いただきました。

CarelyとTeamSpiritが連携することで、80時間超労働者が自動的にリストアップされ、情報収集、情報提供の準備の手間が大幅に減ることをご説明いただき、セミナーを終了いたしました。

また最後には、ご来場いただきました皆様より多くの質問をいただき、改めて間近に迫る法改正に対する不安や、また各企業ご担当者様の意識の高さを感じることができました。

チームスピリットでは、引き続き2019年の法改正対応や、各社の働き方改革のサポートができるようサービスのアップデートやセミナーを行って参りますので、今後ともぜひセミナーページに注目ください!

セミナー紹介ページ:https://www.teamspirit.co.jp/blog/seminar/

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