生産性を考える

そもそも「働き方改革」は何のために必要なのか? その結果、働く人は、チームは、企業はどのように変わっていくのか? 「働き方改革、“その先”」を展望するべく、成長企業の取り組みを通して新しい成長モデルを探求します。

2016.08.23

震災復興から社会貢献のコーディネートへ
NPO事業を継続させるための仕掛けを作る

 NPO(Non-Profit Organization、非営利団体)と聞くと、「ボランティア」「手弁当」「滅私奉公」的な仕事をイメージする人も多いだろう。一般社団法人RCFは東日本大震災を契機に、復興支援や社会課題の解決に向けたコーディネートを行う非営利団体である。東京・赤坂に明るいオフィスを構え、約60人の従業員を抱える様子は、NPOというよりも勢いのあるスタートアップ企業を思わせる。復興支援や社会課題解決のプロ集団を目指してNPOを立ち上げた理由はどこにあるのだろうか。 一般企業のボランティア事業とはどこが異なるのだろうか。そして、目指すところはどこにあるのだろうか。代表理事の藤沢 烈氏にRCFの事業へのモチベーションを聞いた。

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2016.05.20

多様性が人材流動化の原動力に
チームで最大限の力の発揮を目指す

 インディーズ音楽配信サイト「monstar.fm」の提供に始まり、多様性を生かすというコーポレートアイデンティティの下でビジネスを拡大してきたモンスター・ラボ。2014年にグローバルソーシングサービス「セカイラボ」の提供を開始してからは、多様な開発チームをマッチングするビジネスにも領域を広げている。

 自社のビジネスを多様化させつつ、人々に多様性がもたらす豊かな世界を提供していくモンスター・ラボは、人材についてどのような管理をしているのだろうか。多様化するエンジニアの人材活用を最適化する方策はあるのだろうか。同社 代表取締役社長の鮄川(いながわ)宏樹氏に聞いた。

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2016.04.28

多様性を力にビジネスを拡大
事業も組織も成長する中で変化する

 インディーズ音楽配信サイト「monstar.fm」や店舗向けBGMサービス「モンスター・チャンネル」、女性向けの旅行ガイドサービス「Vivo」、ソーシャルゲームの制作、そしてグローバルソーシング事業の「セカイラボ」ーー。こうした多様なビジネスを展開する企業が、モンスター・ラボだ。

 モンスター・ラボの創業者で代表取締役社長の鮄川(いながわ)宏樹氏は、「多様性を活かす仕組みを創る」ことをコーポレートアイデンティティに掲げる。多様な才能、アイデア、アートなどを、求める人に届けるのがモンスター・ラボのビジネスというわけだ。「多様性」とモンスター・ラボの成り立ちの複雑な関係を、鮄川氏に語ってもらった。

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2016.04.13

変革のプロが目指すのは「触媒」
一人ひとりの価値を高める化学反応を引き出す

 企業の変革を支えるプラットフォームをサービスとして提供するチェンジウェーブ。うまく変革を進めるには、ビジョンを明確にし、組織を形作る一人ひとりの人に変化を促すことが大切だと、同社代表の佐々木裕子氏は語る。

 佐々木氏は、ワークスタイル変革やダイバーシティ社会の実現など、現代の働くことへの様々な世の中の動きについてはどのように見ているのだろうか。そして、変革屋を名乗るチェンジウェーブ自身に集う人材はどのように働いて、その中で変化をしているのだろうか。企業が今後の成長を描けるような変革の要求に応える働き方とはどのようなものか、佐々木氏に聞いた。

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2016.03.30

変革のプロとして企業の変革を支援
「人間」を変えることが組織の変革の第一歩

 「私たちは変革屋です」。自らをこう表現するのは、チェンジウェーブ代表の佐々木裕子氏である。チェンジウェーブは佐々木氏が2009年に起業した会社で、企業の変革をサポートすることを生業とする。

 企業はその成長や継続の過程で、様々な変革を求められる。ただし、変えなければならないと分かっていても、実際に変革を実行するためには課題があることが多い。そうしたときに、コンサルティングはもちろん、研修やワークショップの開催、コーチングの提供などで変革の実現をサポートするのがチェンジウェーブだ。「企業の変革」、そして企業を構成する「人の変革」とはどのようなものか、佐々木氏に尋ねた。

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2016.03.03

ディズニーのDevOps事例に学ぶ
「共有する文化」の重要性

 「DevOps(デブオプス)」という言葉をご存知だろうか。ここ数年、IT業界でしばしば話題になるキーワードで、Dev=Development(開発)とOps=Operations(運用)が互いに協力しあい、ビジネス側の要求に対して柔軟かつスピーディに応じていくことを目指す考え方のことだ。

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2016.03.01

ワークスタイル変革は"成果の可視化がカギ "
エンジニアの業務の見える化で
成果重視の社風へ

 「働き方は企業文化の中で最も重要なDNAであり、変化に対応できる組織を作るためにワークスタイル変革の推進は欠かせない」。こう語るのはフォンアプリのチーフワークスタイル変革オフィサー(CWO)である吉田順一氏。自身が先導して「在宅勤務」や「フリーアドレスオフィス」「BYOD」などを導入。トライアンドエラーを繰り返しながら最適な運用方法を見つけ出し、そのノウハウは自社が提供するさまざまなソリューションに反映し、顧客にも提供している。

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2016.02.25

ワークスタイル変革は
"シンプル仕掛けで全員が使うインフラを"
トップの熱い思いと運用の仕組みが鍵

 PhoneAppli(フォンアプリ)はビジネスにおけるコミュニケーションツールを提供するシスコシステムズのパートナー企業として、Web電話帳「Phone Appli Collaboration Directory」を軸にさまざまなソリューション・クラウドサービスを提供している。また、ワークスタイル変革に積極的に取り組んでいる企業としても知られ、「在宅勤務制度」や「フリーアドレス」「BYOD」など、新たな働き方をいち早く導入している。

 その旗振り役を務めているのが、クラウド事業・技術部統括の吉田順一氏。自ら「チーフワークスタイル変革オフィサー(CWO)」という肩書きを名乗り、さまざまなセミナー講演を通じてワークスタイル変革の啓蒙活動などもしている。

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2016.01.15

発信することが価値を高める
自社の魅力を追求すれば好循環が生まれる

 コンテンツマーケティングを支援するイノーバは、情報の「発信」からマーケティングにつなげるノウハウを企業に伝授している。魅力ある情報を発信して、的確なマーケティング施策を提供すれば、「中堅・中小企業でも世界と戦える」という考えを、ビジネスとして実践しているのだ。実際のコンテンツ作りから、顧客への育成のノウハウは、同社のサービス「Cloud CMO」などで企業の支援に利用するほか、「商品を売るな コンテンツマーケティングで『見つけてもらう』仕組みをつくる」といった著書でも広く提供する。同社CEOの宗像淳氏は、情報発信して顧客になってもらうために、自分たちの魅力を伝えることの必要性を説く。

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2015.12.21

発信することが価値を高める
コンテンツマーケティングで
中堅・中小も世界に

 ブログや動画、セミナーなど、ユーザーが自ら必要なときに見に来てくれるようなコンテンツを用意し、それをきっかけに顧客へと育成する「コンテンツマーケティング」が国内でも注目されてきた。そのコンテンツマーケティングを支援するサービスを総合的に提供するのがイノーバ(Innova)である。これまでに150社以上のコンテンツマーケティングの支援を手がけている。

 イノーバを牽引するのは、CEOの宗像淳氏。富士通、楽天、博報堂グループ会社のトーチライトと異なる業種、規模の企業を経て、イノーバを起業した。企業のマーケティングを支援することの意義とは何か、コンテンツの「発信」を提唱する宗像氏に尋ねた。

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