生産性を考える

そもそも「働き方改革」は何のために必要なのか? その結果、働く人は、チームは、企業はどのように変わっていくのか? 「働き方改革、“その先”」を展望するべく、成長企業の取り組みを通して新しい成長モデルを探求します。

2015.12.07

オンラインゲームの扉を開き続ける
目指すは自発的でフラットな組織

 ヤフーグループのゲーム制作会社「GameBank」(ゲームバンク)は、モバイル向けのオンラインゲームを中心にビジネスを推進する。同社を率いる代表取締役社長 CEOの椎野真光氏は、ゲーム制作を取り巻く環境が変化していることを実感しているという。そうした中で、日本のゲーム制作の従来の主流とは少し異なる「ハリウッド流」のゲーム作りの形を模索している。

 ゲームが大好きで、ゲームを作ることが楽しいと自らを語る椎野氏は、どのような人材をGameBankに求めているのか。そして、どのような働き方を実現しようとしているのか。人と人のつながりの力を根底で信じている椎野氏のヒューマンマネジメントの秘密を探る。

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2015.11.16

オンラインゲームの扉を開き続ける
人と人のつながりが楽しみを生み出す

 Yahoo! JAPANを運営するヤフーが協力して、オンラインゲームを提供する会社「GameBank」(ゲームバンク)を設立したのが2015年1月のこと。スマートフォン時代のモバイルオンラインゲームを制作、開発、運用、プロデュースする若い企業だ。

 GameBankの代表取締役社長 CEOを務める椎野真光氏は、セガ・エンタープライゼスでオンラインゲームのプロデュース、セガネットワークス(現セガゲームス)では制作を担当しながら編成副部長を兼務し、2014年にヤフーに入社してゲームパブリッシングサービスのマネージャーを務めた経歴を持つ。一貫してオンラインゲームの提供に関わってきた椎野氏は、人と人がコミュニケーションすることでこそゲームの楽しみが広がるとゲームの世界観を語る。

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2015.10.16

芸術と技術の変化を見据えて
白組支える「自由放任」とスピード感

 日本のアニメーションの歴史を黎明期から見続け、80歳を超えた今もアニメーションの進化に尽力する白組 代表取締役社長の島村達雄氏。本格的なアニメーションの日本での広がり、テレビ時代の到来、コンピューターによる映像表現の革新と、あらゆる変化を目の当たりにし、その時どきに最先端の技術を手に収めてきた。

 株式会社としての白組は1974年に設立し、アニメーションやビジュアルエフェクツ(VFX)、特殊撮影などの映像表現を手がけてきた。40年を超えて、1つの分野で突出した成果を残し続けるのは、企業として至難の業ではない。白組は人材を活かすための秘訣があるのだろうか。島村氏に尋ねた。

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2015.09.24

芸術と技術の変化を見据えて
アニメもITも黎明期から挑戦し続ける

 アニメーションやビジュアルエフェクツ(VFX)など手がける「白組」。関わった作品としては、「ALWAYS 三丁目の夕日」シリーズや「永遠の0」などが記憶に新しいし、10月公開の映画「GAMBA ガンバと仲間たち」のアニメーション制作も手がける。その白組を1974年の設立以来、引っ張っているのが代表取締役社長の島村達雄氏だ。

 白組が最新のアニメーション技術やコンピューター技術を駆使して、新しい映像表現を生み出し続けている源泉はどこにあるのだろうか。島村氏は、自身の世代を「それまでに経験したことのないことにさらされてきた世代」と評する。常に変化と立ち向かうことを要求されてきた経験が、チャレンジの力を生み出しているのだ。

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2015.09.04

3代目が蘇らせる「ホッピー」
質を上げておけば進化に対応できる

 ビアテイストの清涼飲料水「ホッピー」を製造、販売するホッピービバレッジ。同社は、3代目社長の石渡美奈氏が主導して社内改革を進めている。個人商店的経営から、今後の発展を見据えた企業経営へ。そしてそのための人財育成や、人財活用への投資も惜しまない。

 中小企業であるからこそ動きやすいという小規模のメリットを生かし、石渡氏はホッピービバレッジに変化を求め続ける。その根源にあるのは、ホッピーを抜栓することを楽しみにしているお客さまへの感謝の気持ちだ。ホッピーをずっと提供し続けられるようにするためには、さらに質を上げて進化していくことが必要だと説く。

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2015.08.17

3代目が蘇らせる「ホッピー」
10年先を常に見据える伝統

 65年を超える歴史を持つビアテイストの清涼飲料水「ホッピー」。焼酎をホッピーで割る伝統的な飲み方だけでなく、リキュールと合わせてオリジナルカクテルを作って楽しむようなバリエーションも広がっている。

 そのホッピービバレッジを引っ張るのは、3代目社長の石渡美奈氏。先代社長の父から受け継いだ会社を、時代に合わせてイメージチェンジさせながら、さらに10年先を見据えた経営を続ける。そんな石渡氏に経営への思いを尋ねた。

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2015.07.17

世の中変える在野の研究者集団
"パッション"がイノベーション育む

 バイオやロボティックス、植物などのアグリカルチャーの分野ならば、世界でも有数の研究開発ができると自負するリバネス 代表取締役CEOの丸 幸弘氏。同社がテクノロジー系ベンチャー企業として拡大することだけでなく、理念を共有するベンチャー企業もサポートする。

 一方で、会議でアイデアを出さずに場をまとめるだけの管理職は不要だと、旧来の仕事のスタイルへの変革も投げかける。自らの働き方を「楽しみながら全力で走る」と表現する丸氏がイノベーションについて語る。

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2015.07.01

世の中変える在野の研究者集団
"熱"を伝えて研究をビジネスに

 自らを「研究者集団」と呼び、科学技術から世の中にイノベーションを起こすことを目指すベンチャー企業のリバネス。2015年5月時点で約50人となった社員のほとんどは、代表取締役CEOの丸 幸弘氏を含めて博士号や修士号を持つ研究者だ。

 科学技術の研究者と聞くと、人付き合いが悪くて難しい話を振りかざすというステレオタイプの人間像が頭に浮かぶ。しかし、インタビューに応じる丸氏はそうした気難しさは微塵も感じさせない。研究への思いを熱く語る姿が印象的だ。その背景には、丸氏が人間同士のコミュニケーションを非常に重視する姿勢を貫いていることがある。

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2015.06.15

世の中変える在野の研究者集団
自分たちの「巣立ち」が原点

 リバネスは、科学技術の研究者が集まって2001年に創業したベンチャー企業だ。自らを「研究者集団」と呼ぶリバネスは、研究者のさまざまな知識や知見を持ち寄って新たな価値の提供を目指している。科学技術によるイノベーションを通じて、より良い世の中作りに貢献することが目標だ。

 その事業内容は多岐にわたる。企業からの研究受託、研究者やベンチャー企業の支援、研究者の卵である子どもたちを対象とした教育プロジェクトなど、「研究者」の能力やスキルを生かせるジャンルで広くサービスを展開する。自らも「藻類・植物の研究者」で農学博士である代表取締役CEOの丸 幸弘氏に、リバネスが誇る“研究者魂”について語ってもらった。

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