生産性を考える

そもそも「働き方改革」は何のために必要なのか? その結果、働く人は、チームは、企業はどのように変わっていくのか? 「働き方改革、“その先”」を展望するべく、成長企業の取り組みを通して新しい成長モデルを探求します。

2015.06.01

太陽光発電の急成長ベンチャー
"ウミヘビ"放ち、多様性まとめる

 太陽光発電など自然エネルギー発電製品を開発・提供するLooop代表取締役社長の中村創一郎氏は、壮大な目標を持っている。太陽光発電所を砂漠に設置してエネルギーを供給できるようにし、そのエネルギーで砂漠を緑化する事業だ。

 「テンションが上がる仕事をしよう」というポリシーの下で壮大な目標を語る中村氏を支えるのは、多様性を意識して採用している社員の力だ。多様性の中から一人ひとりの会社に対するロイヤリティーを引き出し、知見を会社全体に広げることで、Looopは壮大な目標へと歩みを進めている。

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2015.05.20

太陽光発電の急成長ベンチャー
"一匹狼"が家族主義に目覚める

 太陽光発電など自然エネルギー発電製品を提供するベンチャー企業のLooop。東日本大震災の被災地に太陽光発電所を設置するボランティア活動から誕生した若い企業だ。太陽光発電所を顧客自身で設置できる「MY発電所キット」を提供するなど、新しいアイデアでエネルギー業界に新風を吹き込む。

 急成長するLooopをけん引する代表取締役社長の中村創一郎氏は、自らのポリシーを「テンションが上がる仕事をしよう」だと語る。この考え方は同社の社員にも向けられる。それでは社員がテンションを上げられる仕事環境とはどのようなものなのか。中村氏が実践する従業員のモチベーション向上策を聞いた。

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2015.04.11

世界シェア70%の中小企業
即決採用で多様な人材確保

 「うちは、ほぼ全員が中途採用」。合皮メーカー、ボンドメーカー、不織布メーカーなど、さまざまな業種から集まった“知恵”と“経験”が雪ヶ谷化学工業の財産だ。そうした集合体から生まれるのは、他社にはない独自の企画力と開発力。現在は、化粧用スポンジに変わる主力商品として水質浄化素材の「Y-CUBE」で飛躍を狙う。

 知らない者同士が集う組織をまとめるのは大変ではないのか——。そんな問いかけに坂本社長は「考えたこともなかった」と答える。今はITツールを入れて“働きやすさ”の後方支援作りに着手している。

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2015.04.06

世界シェア70%の中小企業
"宝物"は"失敗品"の中にある

 東京都大田区にある雪ヶ谷化学工業は、化粧用スポンジで世界トップのシェアを誇る優良企業だ。今から40年ほど前に開発した「ユキロン」と呼ばれるオリジナルのスポンジは、きめ細やかな肌触りが特長。大手化粧品メーカーがこぞって採用し、今では世界中で愛用されている。

 この“中小企業のエリート”を率いるのは、創業家出身で3代目となる坂本昇氏。社長に就いて2年、若い世代ならではのやり方を取り入れながら徐々に会社の改革を進めてきた。そこにあるのは、先代とは異なった視点。「何もやらずにうまく舵取りをしたい」と語る、坂本氏独自の経営論に迫る。

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